Attila Reti
1964年セゲド(ハンガリー)で生まれる。83年ヨ―ジェフ・アッティラ大学(現セゲド大学)に入学。87年~91年セゲドにあるF.リスト音楽院にて声楽を学ぶ。91年セゲド国立劇場にて「ファウスト」のヴァランタン役でデビューし、翌年ハンガリー国立歌劇場でもヴァランタン役で出演。以後、同劇場に多数出演。93年ヴェルディ国際声楽コンクールに出場した後、プラハ国立歌劇場と契約。「カルメン」のエスカミーリョ役、「セビリアの理髪師」のフィガロ役で2シーズンにわたり出演。「ランメルモールのルチア」のアシュトン役でアンドレア・ロストと共演。2001年、03年には現代オペラへの貢献が評価されハンガリー国立オペラ劇場より受賞。ウィーンやエジプトなど国際的に活躍しており、日本には03年の初来日以降、19年には11度目の来日。20年、21年、22年と延期が続いたが、今年は12度目となる。これまでに東京、大阪、広島ほか、各地で公演を行い、日本の聴衆を魅了している。親日家であり、日本語を勉強中。